韮崎大村美術館企画展「愛と情熱の画家 三岸節子 生誕120周年記念展」

韮崎大村美術館企画展「愛と情熱の画家 三岸節子 生誕120周年記念展」が開催されます。
情熱的な色づかいで花や風景などを題材に多くの作品を残した三岸節子。
大正、昭和、平成と激動の時代を生きた日本を代表する洋画家のひとりです。
1905年、愛知県に生まれ、油絵を学ぶため16歳で上京。
岡田三郎助に師事した後、女子美術学校で洋画を学びます。
19歳の時、洋画家・三岸好太郎と結婚し互いに刺激しあいながら創作を続けますが、のちに好太郎が急逝。
節子にとって大きな転機となり、以降は3人の子供を育てながら洋画家として生きていく覚悟を決めます。
その道は決して容易いものではありませんでしたが、苦難の中でも不屈の精神力で情熱あふれる作品を発表し続け、特に花をテーマとした作品はライフワークとなりました。
また、女性が画家として生きていくことが困難であった時代に、積極的に女性の美術団体の結成に尽力するなど地位向上のために活動し、女性洋画家として初の文化功労者に選出されています。
生誕120年を記念する本展では、当館コレクションの油彩画に加えて、近年収蔵された貴重なパステル画も多数ご紹介します。
激動の人生を生きた三岸節子の作品を深く味わう機会となれば幸いです。
<関連イベント>
学芸員によるギャラリートークを実施予定!
※詳細は韮崎市大村美術館HPでご確認ください。
詳細情報
開催期間 |
令和7年7月12日(土曜日) ※7月12日は記念式典及び内覧会のため、 |
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場所 |
韮崎大村美術館 〒407-0043 |
開館時間 |
10時~17時(最終入館16時30分) |
入館料 |
一般500円(420円) ※韮崎市内に在住・在学の小中高生は無料 |
休館日 |
水曜日 ※8月13日は開館 年末年始、展示替え期間 |
公式サイト |
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関連リンク | |
お問い |
韮崎大村美術館 |
更新日:2025年07月12日